明日に明るい 愛[EYE]

サンクスレター
このページでは、角膜移植手術を受けられた方からいただいた感謝の手紙=サンクスレターを掲載しております。
サンクスレター1
師走に入り、富山にも本格的な冬が訪れた事でしょうね。私は九州福岡大野城市に住む62才の女性です。
今回、ご家族にご献眼して頂いた者です。出直されてまだ数日。何と言って良いかわかりませんが、淋しさも…
今回、ご家族の角膜を頂いて、手術翌日のガーゼ交換の時、何と驚く事に7〜8年ぶりの曇りのない視界が…思わず「ワァー」と呼(さけ?)んでしまいました。本当に、本当にありがとうございます。
前回、又再発して 0 に落ちてしまいましたので今度は、今度こそは、大切にして、私と共に楽しんで、趣味にと、大事に、大事に生きます。
お手紙を書かせて頂くのは、もう少し先でと思っていましたが、28日に退院して、安静にしている日々に、あまりにもありがたく、 書かずにおれませんでした。
寒い冬で、心淋しい時に、ご家族とのおわかれ、どんな言葉も…私の両親も、大分で90才92才と元気で過ごしてくれている事に日々、感謝です。
ご家族の角膜が、私の目となって、これからの人生助けて下さる事に心から心から感謝します。 本当に、本当にありがとうございます。
寒さ厳しい日々、どうぞお身体ご自愛ください。退院時、視力0.06ありました。
これから、おちつくでしょうと…拡大読書器の下で乱筆すみません。 視力0の目にありがたい生命の灯りをありがとうございます。
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サンクスレター2
こんにちは。今回はご家族の大切なお身体を頂いて、本当に本当にありがとうございます。
まだまだお別れの淋しさの中にいらっしゃる事を思うと、私の心も辛くなります。
昨日も施設でお世話になって何とか健康でいてくれる90才の父と92才の母に、久しぶりに会いに行って来ました。10年ぶり位年老いた両親の「良かったのぉ、良かったのぉ」と喜んでくれる笑顔を見ると、見せてもらうと、旅立たれ、悲しさの中にいらっしゃるご家族の淋しさを思ってしまいます。頂いた角膜は私の目の中(右0でした)で、毎日毎日私に見える喜び感動を与えて下さっています。暗い暗いトンネルの中から太陽の明るい光、輝く陽差しの中に出た時の様な感動です。
今年の7月に独り暮らしを始め、築40年の昔の長屋を思わせる我が城の玄関、下駄箱の上には、ワァーきれいと拾って来た紅葉や真赤な木の実が誇らしげにちん座しています(笑)。まるで子どもの様にはしゃぎ、きれい、すご〜いを感声(歓声)とあげ、見えるって、すごいねと私があまりに言うので友が「見えるって当たり前じゃないんだね」と気づいたようです。こんな喜びの感動の一日一日を送られて頂けるのも角膜を頂いたお陰と又改めて感謝が深く深くなるますと共に、私の目として、今も私に新たな喜びを感動を与えて下さっていますよと声を出さずにおれない気持ち、感謝です。まだ四十九日の法要も来ない悲しみを思うと・・・
頂いた角膜で、新たな人生、趣味、今まで視力がなくて、出来なかった手芸と、夢ははてしなく広がります。今年の4月からお習字も習い始め、というのも筆ペンやボールペンでは見えなくて、かろうじて毛筆がわずかに見える程度で毛筆にしたのですが、今月はその毛筆もお休みです。ムリをせず、大切に大切に末永くお付き合いしたいと思って、又、新しい年から、見せて頂ける目でお手本をしっかり見て練習に励みます。
どうぞ、ご家族の方にこの感動を、喜びを、今も私の中で生き続けて下さって感動に日々を与えて下さっている事、お伝え頂きたくて、また拡大読書器の下ですが、乱筆でペンをにぎっています。今は0.06から0.8ですが透明になりつつあるそうで視力も上がって来るでしょうと主治医の先生がおっしゃいました。本当に本当にありがとうございます。
寒さも一段と厳しくなり、富山も雪化粧なんでしょうね。ご身体ご自愛下さい。私も感動の日々に感謝して、楽しく、少しでも人様の為に、何かさせて頂こうと、頂いた角膜に感謝です。
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